富士山 › 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する富士山の煙について › 返信先: 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する富士山の煙について
2022年6月14日 11:32 AM #736
続いて、噴煙の記録について
内閣府-防災情報のページに
「第一章 富士山の山としての特性」なる文書がヒットしました。
その中に、「コラム 更級日記の作者は富士山の噴火を見たか」があり、
それによると、作者である菅原孝標女が寛仁4(1020)年、東海道で京都へ向かう途中、「・・・山の頂のすこし平ぎたるより煙は立ちのぼる。夕暮れは日の燃え立つも見ゆ」と書いているそうです。
「鎌倉殿・・・」とは150年ほど違いますが。
同時代の資料としては、新古今集に頼朝本人の歌として
「道すがら富士の煙もわかざりき 晴るる間もなき空のけしきに」が採られているようです。
こちらは、文学的な修辞の可能性もあるのでなんとも言えませんが。
内閣府の防災情報ページ 「第一章 富士山の山としての特性」の場所
https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1707_houei_fujisan_funka/pdf/1707-houei-fujisanFUNKA_05_chap1.pdf
SYSOP様
気象庁、内閣府のページは一般に向けて更改されている情報なので引用は問題無いと思いますが、適切でないと判断されたらお手数ですが削除願います。