地図・地理・地形 › 西之島新島
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- 2022年7月3日 10:08 PM #776
本日のNHK「ダーウインが来た」では西之島新島の生物についてでしたが、2020年に大きな噴火があって、すっかり様相が変わっていたのですね。全く情報を見落としていました。早速国土地理院のサイトへ行き、新しい標高データが出ていないかと探しましたが、標高データは2018年12月1日のものが最後でした。今年の1月19日付の画像が公開されていたので、これをテクスチャーマップとして2018年の標高データに重ね合わせたものが添付画像です。濃い緑の部分が標高データ範囲、主に北側に広がる薄い部分が拡大した場所です。旧中央火口丘を覆い隠す大きな火口丘ができています。
国土地理院の西之島新島情報ページ - 2022年7月7日 5:20 PM #783
西之島と言えば、もう50年近く前ですが1973年の最初の噴火を思い出します。細長い陸地がわずかに顔を出しているだけの西之島の横で火山活動が始まり、いずれ波の浸食で消えてしまうだろうと言う専門家の予測に反して拡大を続け、やがて西之島ともつながってしまった・・・と言う記憶です。ちょうど「日本沈没」がベストセラーになった頃で、近い時期に浅間山の噴火などもあり、本当に日本が沈没するんじゃないか? などと、面白おかしくマスコミで報道されたものです。当時私は中学生で(歳がバレる?)、恐ろしいと思いつつも、興味深く推移を見守ったものでした。それから長い沈黙を経て、こんな巨大な火山島に成長したのですね。火山の寿命のスケールを考えると、人間が一生の間に火山の変化を体感するチャンスは多くはないと思いますが、これは本当に貴重な現象と言えそうです。
反面これが箱根や富士山だったらどんな影響が生じたのか、考えるとちょっとゾッとしますね。火山国に住む日本人の宿命でしょうか。
- この返信は2年、 2ヶ月前にN-EXPが編集しました。
- 2022年7月7日 8:49 PM #785
1973年の噴火については全く記憶がありません。「日本沈没」は数年後に安い文庫本が出てから読みました。当時中学生とはお若いですね。(笑)
数年前の噴火の時にすでに言われていましたが、昨年の噴火で島の生物は植物も含めて絶滅したそうで、ゼロから生物が戻る様子が確認できる貴重な場所だということで、世界中の生物学者が注目しているそうです。
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