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この冬も富士山とシリウスが同時に見える季節が経過しました。（昨年も書きましたが･･･）おおいぬ座のシリウスは太陽の次に明るい恒星で、かなり低仰角になっても視認する事が出来ます。一年中24時間に一回はウチから見て富士山の右斜面に沈んでいる筈なのですが、シリウスと言えども明るい空では見る事が出来ず、夜間になれば今度は富士山の方が見えません。地球が太陽の周りを公転しているので、シリウスが同じ場所に見える時間は一日約4分ずつ早くなります。そのためこの12月前半の一時期だけが夜明け前にシリウスと富士山が同時に見られる季節になります。今年こそ最適な日にちを確認してみようかと思いましたが、やはり連続して晴れず、うまい写真は撮れませんでした。あまりカメラに詳しくないのですが、薄明り程度の空の下で写真を写そうとすると、カメラが自動的に明るさを補正してしまい、実際の感じとかなり違う写真になるようです。もう少し研究して来年また挑戦してみたいと思います。
12月12日6時04分と05分の富士山とシリウス。04分の方が実際の空の色に近いのではないかと思われますが。
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